こんにちは、STICKです。第1回PJCS予選を抜けることが出来た構築を紹介します。
目次
戦績
・第1回PJCS予選最終165位(繰り上げで予選抜け)
・テラスクエア#27準優勝
・てるチャレ#16予選抜け
概要
※てるチャレ、テラスクエアではハバタクカミのほろびのうた→マジカルフレイムで使用
構築経緯
この構築は元々8月(WCS前)のてるチャレの為に組んだものです。大会前日の夜まで構築が無かったので、サイクル戦では練度の差で負けると考えてトルネロスを使ってみることにしました。トルネロスは数値が足りないイメージがあったのできあいのタスキを持たせ、襷を貫通してくる連撃ウーラオスの対策としてにほんばれを搭載しました。
先発でトルネロスの横に置くポケモンにはヒードランを採用しました。晴れ下のねっぷうが強く、フェアリーテラス+晴れで連撃・一撃の両方のウーラオスに対応出来るからです。また、耐久が高く耐性も優秀なので先発で出すにあたって安心感があります。
後発には無難に強く晴れとのシナジーもあるハバタクカミと、まもる貫通によりおいかぜ中に攻め切りやすく、ハバタクカミと攻めの面で相性の良い一撃ウーラオスをすぐに採用しました。
そしてトルネロスミラーの立ち回りが机上論では分からなかったので、第2のS操作役としてテツノツツミを採用しました。
最後に、構築を考えている最中に眠くなってきたのでとりあえず見た目を美しくする為にランドロスを採用しました。初めはふざけた理由で採用しましたが、実際に使ってみると重いテツノカイナやガチグマ(レギュFではタケルライコも)に対して強いので構築の最後のピースとして噛み合っていることに気付きました。
眠い目を擦りながら翌日のてるチャレの為に急いで育成し、構築が完成しました。
(ここから先はただの自分語りなので興味の無い人は個体解説まで飛ばしてください)
結果としては予選を6-2で抜け、トーナメント初戦で敗退しました。思いの外この構築の使い勝手が良かったのでランクバトルでも使用し、終盤まで2ROM1桁を維持していましたが、強いオタクの群れに襲われて最終100位代前半くらいで終わりました。
その後暫くポケモンをやっていなかったのですが、久し振りにポケモンをやろうと思って配信しながらテラスクエアに参加した結果、予選を7-0で抜けて準優勝することが出来ました。
そして2023年末に行われたメガテラスクエア(全試合オープンシートBO3)ではガエンバレルを使って準優勝した(また決勝で負けました…)のですが、クローズシートの予選には向いていないと考えて攻撃的なこの構築を使うことにしました。蓋を開けてみればスタンで勝っている人が沢山いましたが…
結果、45戦使って165位でボーダー圏外。また次の予選で頑張るか…と思っていたのですが、Twitterを見た感じだと繰り上げで抜けられそうです。その後、繰り上げで抜けているはずなのに運営からメールが来なくて焦りましたが、問い合わせたら無事にメールが来ました。よかったぁ~
(自分語り終わり)
個体解説
重要なことは構築経緯に書いたので細かい部分を解説
トルネロス
テラスタイプ:ゴースト
持ち物:きあいのタスキ
特性:いたずらごころ
技:こがらしあらし/おいかぜ/にほんばれ/ちょうはつ
性格:おくびょう
努力値:H4 C252 S252
実数値:155-*-90-177-100-179
調整:CS極振り
ちょうはつはレギュDだとそこそこ当たったヒスイドレディアの対策として必須であり、その他にも面倒な相手(特にモロバレル)を止める手段として便利なので採用しました。最近トルネミラー初手ちょうはつが話題みたいですが、この構築の場合はそういう使い方はしません。
ヒードラン
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:いのちのたま
特性:もらいび
技:ねっぷう/だいちのちから/テラバースト/まもる
性格:ひかえめ
努力値:H20 B4 C252 D4 S228
実数値:169-*127-200-127-126
調整:
・おいかぜ下で最速スカーフイーユイ抜き
持ち物は襷トルネロスとの相性を考えると受け身な選択(シュカ、オボン等)はしたくないので、撃ち分けられて火力を上げられるいのちのたまを選択しました。
テラバーストはドラゴンタイプへの打点として採用しましたが、ハバタクカミを一撃で倒せるラスターカノンでも良いと思います。
配分に関してはここまでSに振るなら準速まで伸ばした方が良いのではと自分でも思いますが、HP1で耐えることがそこそこあったので変えられませんでした。
ハバタクカミ
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:こだわりメガネ
特性:こだいかっせい
技:シャドーボール/ムーンフォース/マジカルシャイン/ほろびのうた
性格:ひかえめ
努力値:H244 B140 C12 D4 S108
実数値:161-*-93-172-156-169
調整:
・194プレートゴリランダーのテラスグラススライダーを確定耐え
・200一撃ウーラオスのあんこくきょうだを最高乱数以外耐え
・最速化身ランドロス抜き
火力は持ち物(こだわりメガネ)+性格補正(ひかえめ)で十分だと感じたので耐久に厚く振っています。
技構成は一致技3つとドブベトン(当たらなかった)意識のほろびのうたです。
ウーラオス
テラスタイプ:どく
持ち物:とつげきチョッキ
特性:ふかしのこぶし
技:インファイト/あんこくきょうだ/ふいうち/どくづき
性格:いじっぱり
努力値:H204 A196 B4 D12 S92
実数値:201-192-121-*-82-129
調整:
・115イエッサン♀のWダメージマジカルシャインを確定2耐え
・味方のランドロス抜き
とつげきチョッキはヒードランの項目で述べた「受け身な選択はしたくない」という思考と矛盾していると思われるかも知れませんが、技スペースを広げることでどくづきを採用出来るので実質的に攻撃性能を高めています。とつげきチョッキを持たせずにどくづきを採用すると低耐久なのに守れないので動かしにくいです。イエアルマに強いというのも大きな採用理由でしたが、レギュFではブリムオンやエルレイドが流行っているので強みを1つ失ってしまいました。
テツノツツミ
テラスタイプ:どく
持ち物:ブーストエナジー
特性:クォークチャージ
性格:おくびょう
努力値:H252 B4 C228 D4 S20
実数値:163-*-135-173-81-174
調整:
・クォークチャージ発動時に準速すいすいイダイトウ抜き
S操作役なので行動保証を持たせる為に耐久振り、攻撃的な構築なので火力も高め、ブーストエナジーを持たせればSブーストハバタクカミ、テツノツツミ以外は抜けるため素早さは低めという配分です。相手のSブーストハバタクカミを抜けなくて困ることがそこそこあったのでHCを削って最速にするべきかも知れません。
ランドロス
テラスタイプ:ひこう
持ち物:こだわりハチマキ
特性:いかく
技:じしん/じだんだ/いわなだれ/テラバースト
性格:いじっぱり
努力値:H116 A252 B4 D4 S132
実数値:179-216-111-*-101-128
調整:
・1↓こんじょうガチグマのからげんきを確定耐え
・準速タケルライコ、グレンアルマ抜き
電気地面無効かつ特性いかくなのが偉いです。技威力が低いことと技構成が攻撃技だけで埋まることからこだわりハチマキを持たせました。テラスタイプはゴーストの方が良いかも知れません。
選出
基本選出
先発:
後発:
最も強い動きは初手にほんばれ+ねっぷう→おいかぜ+ねっぷうで、連撃ウーラオス程度の耐久の相手にはタイプ相性を無視してねっぷうを撃ちます。タケルライコ入りには最も刺さっていないポケモンの枠をランドロスにします。
おいかぜミラー
先発:
後発:
おいかぜを張り合ってテツノツツミで差を付けます。ウーラオスを出すのはおいかぜターンをずらされても自分のおいかぜが切れる前に攻め切る為です。
これら以外の選出もしますが、予め決めてあるのはこの2つです。
最後に
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